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電着工具の特徴

電着工具とは

電着工具とは金属製台金の表面に、
電気メッキによってダイヤモンド砥粒や
CBN砥粒を固着した工具のこと。

  • 加工時間の短縮
  • 形状保持能力が高い
  • 複雑な形状の砥石・工具を製作できる
  • 砥粒を剥離・再電着することで何度も台金を利用できる

加工時間の短縮

ボンドで砥粒を固定する場合と比べて、電着は砥粒を突き出した状態で接着することが可能。砥粒が突き出している方が一度に削りとれる量が多くなり、切れ味も増すため加工効率が向上します。

電着砥石
ボンド砥石

砥石の形状を保持

ボンド砥石は使用するにつれて形状が崩れるため、定期的に形状を整える必要があります。電着砥石は基本的に砥粒が摩耗したり、破損したり、脱落したりするだけなので、形状自体が崩れることはありません。

電着砥石使用前 電着砥石使用後
ボンド砥石使用前 ボンド砥石使用後

複雑な形状も製作可能

電着砥石は液槽のなかで台金の表面に砥粒を固定させるため、複雑な形状の砥石を製作することが可能。プロファイル研磨機用の薄い砥石やボンド砥石を整形して形状加工する場合と比べると、加工工程を大幅に簡素化できます。

R加工用ホイール
プロファイル加工用総形電着ホール

台金の再利用(再電着)

ボンド砥石の場合は砥粒層がなくなれば台金を廃棄するしかありませんが、電着砥石の場合は廃棄せず再利用(再電着)することが可能。台金にキズや形状の崩れがなければ砥粒を剥がし台金に電着しなおすことで新品同様に。台金形状が崩れている場合でも商品によっては台金を修正して再電着することができます。

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